折句(あいうえお作文)作品集

エミリア(emiglia)

笑顔を忘れず前向きに
未来を見据えてコツコツと
リスクを恐れず挑戦し
歩む道を切り拓きます

大好きな街、第二の故郷、ありがとうブハラ
橙色の夕陽の中で
古の街並みが朱く燃える

澄み切った青空の下で
煌びやかなモザイクが映える

夏の灼熱の太陽が
まるでドライヤーのような熱風を運んでくる
チッラという酷暑期

大寒波が襲う冬は
凍てつく北風が肌を突き刺す

人間が”生きる”という事を実感できる場所
のらりくらり
降りかかる自然の脅威をかわし
瑠璃色のモスクの下で祈りをささげ
砂漠の中のオアシスに生きているという
途方もない実感

あっという間に過ぎ去った日々
理想と現実の間に揺れた活動
学校で辛い事が重なれば
突然思い立ったように旧市街へ足を向けた

憂いを全て吹き飛ばしてくれたのは
ブハラ旧市街の仲間たち

遥か遠く離れても一生忘れない

Rahmat, Buxoro!


※最後の「Rahmat, Buxoro!」は「ラフマット、ブハラ」で「ありがとう、ブハラ」という意味です。
2年間、ウズベキスタンのブハラという街で音楽の先生をしていた、その当時の想いを込めて作った文章です。

花火大会

晴れた夜空を
並んで見上げる
美男美女
大輪の花のような
色とりどりの光が
かけがえのない人との
一生の思い出を作る

掘り出し物

星の数ほどの
リサイクル商品の中から
誰にも見つけてもらえない
幸せを運ぶとっておきの宝物を
持って帰っていただけるよう
のんびりゆっくりお探しください

お父さん お母さん ありがとう

大きな背中におぶってもらった子どもの頃
遠くまで遊びに連れていってもらった小学生の頃
上手くいかずに落ち込んだ時に励ましてもらった中高生の頃
参考書片手に受験勉強を一生懸命応援してくれたお父さん

おおらかでいつも笑顔を絶やさずにかっこよく働きながら家事もこなす姿は
憧れの女性そのものでした
燦々と輝く太陽のようなお母さん

愛情をたっぷりと注いでくれた二人の元で
立派に育つ事ができたかどうか分からないけど
ガッツと優しさは間違いなく受け継いでるよ
遠く離れて暮らしても私は二人の娘です
産んでくれて育ててくれて、ありがとう

中央線

遅延はしょっちゅうだし
ゆとりのないダイヤだし
運転士さんは大変そうだけど
思いやりのある車掌さんの
運行情報プラスアルファのひと言に
背広姿のサラリーマンが
ん、と耳を傾けるのが微笑ましい夜更け

山田太郎

ヤル気十分!まずはチャレンジ!
誰よりも努力して
沢山の経験を積みます!
ロックフェスが大好きで
歌う事が趣味です!

増尾恵美

真面目に楽しく生きる事を追求し
素の自分を受け入れて伸ばし
おおらかに朗らかによく笑い
縁を大切に人と人との輪の中で
実りある毎日を過ごしています